地域の自然、歴史、文化をぶらぶらと歩きながらスタッフがご案内。
歩き終わったあとは旬の食材を使った「農家ランチ」でお腹いっぱいに!
活動の概要
季節やテーマで厳選した3~4kmほどのコースを2時間ほどかけて #ガイド し、#地元 の女性グループが準備するおもてなしたっぷりのランチをいただく企画です。ガイドウォークのテーマは自然にこだわらず、地域の歴史や文化を取り上げ、これまで実施したテーマには『幻の神社の沼と富樫ビーチを探せ!』や『再発見された馬頭観音?馬と地域のかかわりを探す!』があります。参加費は2,000円としており、全てランチの準備にあてられます。食事会場の都合で定員は15名としていますが、ガイドを行うにも適当な人数となっています。
活動の成果
地域の歴史や暮らしと湿地の関りをテーマとすることで、湿地の価値や課題について効果的に伝えることができます。ガイドをするスタッフは #地域 住民への聞き取りなどを行い、地域の昔の暮らしや自然の様子など郷土史の勉強が必要となり、準備は大変ですが、地域の魅力を発掘するいい機会となっています。ランチも地域に根付いた美味しいお料理で、人気の企画となっていますが、リピーターが多いためガイドのネタには苦労しています。。ガイドやランチの際に、地元の方に説明をお願いするように心がけており、地域住民との交流を持てるところも参加者にとって魅力のひとつかもしれません。歩いてカロリーを消費したのに結局食べ過ぎてしまう…というのが参加者の悩みとなっています。
活動のポイント
・田んぼの畦、凍った湖上、防風林の中など、普段は行けない場所をコースに取り入れる。#安全 確認や土地所有者の許可をとるのは忘れずに!
・ガイドはスタッフ一名で行っていますが、最後尾にボランティアスタッフについてもらい、歩調をあわせるようにしています。
・小さな湿地を上から見るのにドローンをつかった解説は好評でした。(ドローンが目新しかっただけ?)
・参加者が集まらないとランチが赤字になります。協力していただいている女性グループにきちんと利益が出るように努力と工夫が必要です。
・ランチのメニュー決めなどの打ち合わせにもスタッフが参加します。
文章・写真:牛山克巳(宮島沼水鳥・湿地センター)
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