活動の概要
地元の高校生にレンジャーが地域の自然「タンチョウ」の授業を行います。授業では、タンチョウの生態や保護活動の歴史、現在の問題など、魅力や保護の大切さを伝えます。環境教育プログラムを取り入れるなど楽しみながらタンチョウについて学んだり、実際の現場を見て #専門家 の話を聞くなどの野外実習も行います。これらを通じて各自が興味を持ったことをまとめてもらい、授業の集大成で高校生が観光客にタンチョウの #解説 をする「タンチョウ #ガイド」を実施します。
活動の成果
・高校生に地元の自然の魅力や大切さを知ってもらうことができます。
・観光客にタンチョウの生態や保護活動の歴史、現在の問題点を知ってもらうことができます。
・見ず知らずの観光客にガイドをするため高校生のコミュニケーション能力が高まります。
・各自が伝えたいことをまとめるため、プレゼンテーション能力が高まります。
・自然の魅力を伝える「ガイド」の楽しさを高校生に知ってもらうことができます。
・地域の自然の魅力に気づくことで、保護活動の担い手が生まれることを期待しています。
活動のポイント
・授業は体験を重視し、楽しみながら学べるように企画します。
・動画や実物の観察を行うことで、行動の意味などをわかりやすく伝えます。
・実習では専門家や地元の方からお話しをしてもらうことで、気づきが深まるようにします。
・ガイドの際に使える小道具や小ネタなどを具体的に例示してあげます。
・どのような人が来ているのか、どういう人なら話を聞いてもらえるかなど事前情報をしっかり伝えます。
・ガイドの際に、声を掛けにいけない生徒にこちらから観光客に声をかけるなどフォローをします。
文章・写真:鈴木 敏祥((公財)日本野鳥の会 鶴居・伊藤タンチョウサンクチュアリ)
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