2010年から毎月つづく、身近にある自然に目を向ける体験・学習、#観察会 です。
活動の概要
月1回~2回ラムサール条約地大沼を中心に、自然界の不思議さ美しさ巧みな戦略などを知
ることにより、人間側からの一方的な見方ではなく、視点を変える事のみで感じられるものへアプローチしてゆく、一般向けの体験型学習会。最終的には、自然・生物多様性・生態系の保護を目指してはいるが、それを前面に出すのではなく、無知は無理解を生み最終的には破壊してしまう事を念頭に、先ずは学び知ることによっての、楽しさ広がりを体感することによって得られる豊かさを感じてもらい個々の認識を高める。
活動の成果
・2010年から毎月続いている観察会である。
・楽しみにしてくれている方もおり、友人を誘っての参加も多い。
・参加者の中で一番多い意見は「見方が変わった」との意見であり、こちらの望む方向へ向かっているのを実感できる。
・その中から環境 #ボランティア ができ、大沼森林公園を拠点にし、「北海道フラワーソン」「生き物調査」参加等活動を広げている。
・他の地域との関連で地元の特殊性を理解できる。
・課題として常連の参加者も多く、新たな参加者の開拓も必要である。
活動のポイント
・下見を行う、危険は無いか。参加者が見つけ出会うであろうものを深く掘り下げ #解説 できる事は重要である。
・マンネリ化しないような工夫。(解説者のスキルを上げてゆく、活動範囲の拡大)
・参加者の興味の対象が一応で無い事を把握する、花・鳥・虫 一つのものに特化せずに自然の中ですべてがつながり合っている解説が必要となる。例 花に集まる虫それを餌とする鳥、鳥が運ぶ種、やがて発芽し花を咲かせ虫が集まる、等の関連性や種によっての特徴を知っておくことが重要である。
・大沼自然探検倶楽部は主催者と講師が別であり、参加者を集める工夫と解説を深める工夫をわけて考えることができ、それぞれに集中できる。
・マイクロバスを利用し移動できる事も大きなポイントになる(多くの車で移動しない利点は大きい)
文章・写真:金澤 晋一(大沼ラムサール協議会・IPNET-J)
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