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のつけ学

12年かけて地元の自然・産業・歴史・文化をまなび、将来について考える


活動の概要

#郷土 を愛し、逞しく生き抜く人間の #育成 を目指し、#環境教育、#キャリア 教育、北方領土学習などを含めた幼小中連携の総合的な郷土学習です。#幼稚園 ~ #中学校 までの12年間で地元の様々な素材を活かした、命を守るプログラム、#漁業 資源の維持回復プログラム、環境保全プログラム、地場産業学習プログラムがあり、自然、産業、文化、歴史を学んでいきます。地元に愛着・誇りをもち、さらにその良さを外部に発信していく活動を行います。活動を通じて様々な仕事があることを学び、自分の将来・進路を考えていきます。


活動の成果

・命を守るプログラム

「合同避難訓練」:海に面し、漁師町である尾岱沼地区は津波は避けられません。幼小中が合同で避難訓練を実施。高学年が低学年を先導し、指定の避難場所まで移動。保護者への引き渡しまでを行う合同訓練です。

・漁業資源の維持回復プログラム

限られた漁業資源を大切に育て、枯渇させないための知恵を次世代に引き継ぐ栽培漁業を学びます。#持続可能 な社会を目指す取り組みです。

「チカの採卵実習」昭和40年から続く野付中学校伝統水産実習です。中学校全生徒、教員、漁協職員、地域住民が朝6時に漁協に集合しチカの卵を採卵します。採卵した卵は漁網に植えつけ、野付湾に設置されます。


活動のポイント

・町内会や自治体、漁業協同組合の協力が大きいです。

・野付半島ネイチャーセンターでのイベントにて学習発表の機会も設けます。

・中学3年生では12年間の野付学修了証授与式も行われます。→のつけ解説員・ #ガイド として活躍できるような体制も整えるように発展させていけると良いです。

・この学習を通じて、知っているようで知らなかった、両親の仕事内容、漁業の厳しさを学ぶ生徒も多いです。







文章・写真:石下 亜衣紗(別海町野付半島ネイチャーセンター)

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