また湿地への愛着心を醸成し、環境保全意識がある人材の #育成 を目指しています。
活動の概要
#小学生 と #中学生 (小4-6年、中1-2年)を対象とした湿地の体験学習。クッチャロ湖・ベニヤ原生花園・ウソタンナイ砂金採掘公園など、地域の湿地(観光地)を季節ごとに訪れて、体験学習を実施。#ガイド 体験、環境キャンプ(酪農学園大学と共同)、耐寒キャンプ(教育委員会と共同)、湿地 #交流(全道、サロベツ)をプログラムに盛り込み、学習意識の向上を図っています。夏は放課後を利用し、冬は、土日を利用してプログラムを企画しています。
活動の成果
浜頓別町は自然豊かな環境が観光地となっていますが、各地域について体験・学習する機会が少なく、観光地を訪れたことがない子どもが多くいました。まずこの点を改善させることができました。#四季 を通じた学習により、様々な段階を見ることができます。同時に何度も足を運ぶことで、「身近な場所である」意識づけと観光地としての価値を感じさせることが可能となりました。
子どもの活動は他の地域の子どもたちや各関係機関との交流の場を増加させることにも繋がっています。そこで各地の特色を知り、また自らの町を紹介することで新たな関心を持たせることができるようになりました。
活動のポイント
1年を通じて各地域の四季を感じられるようにします。例えばクッチャロ湖では、春の白鳥、夏のキャンプ、秋の紅葉・白鳥飛来、冬の結氷等、各季節に合わせたプログラムを実施しています。その際、本州や他の地域との違いを合わせて紹介し、子どもたちの「当たり前」の意識を取り払います。
活動内容は毎年実施するもの、隔年で行うものを用意してマンネリ化を防いでいます。例として、夏の環境キャンプでは3年間で川・湖・海のテーマを順番に学んでいます。
体験の時間はできるだけ長くとり、準備・片付けは子どもたちに協力してもらいます。帰宅後は家族へ体験談を話すように促しています。
文章・写真:小西 敢(浜頓別クッチャロ湖水鳥観察館(浜頓別町))
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